CSR

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CSV重点課題とSDGs

協和発酵キリングループの経営理念とCSV経営

協和発酵キリングループは、その経営理念において、世界の人々の健康と豊かさに貢献することを目的に、ライフサイエンスとテクノロジーを強みとして、新しい価値を創造することを謳っており、この「新しい価値」はすなわち社会と共有できる価値(CSV:Creating Shared Value)です。当社グループは、社会課題への取り組みによる「社会的価値の創造」と「経済的価値の創造」の両立により、企業価値向上を実現するCSV経営を実践しています。

キリングループCSVコミットメント

当社グループが所属するキリングループは、CSVを経営の中核に位置付けており、事業を通じて取り組むべき社会課題のうち、特に重要なものをCSVコミットメントとして、SDGs等を参照しながら策定しています。そのなかでも、健康と環境に関する4つのCSVコミットメント、「治療領域の進化」「健康経営の実現」「健康・未病領域におけるセルフケア支援」「環境活動の事業戦略への反映」を、当社グループが取り組むべきCSV経営の重要な目標として位置付けています。これらCSVコミットメントの達成を通じて、関連する4つのSDGsを中心に、その達成に貢献していきます。

《当社グループで取組むキリングループCSVコミットメント》
SDGs
目標・ターゲット
当社グループで取組む
キリングループCSVコミットメント
健康

すべての人々に対する財政リスクからの保護、質の高い基礎的な保険サービスへのアクセス及び安全で効果的かつ質が高く安価な必須医薬品とワクチンへのアクセスを含む、ユニバーサル・ヘルス・カレッジ(UHC)を達成する。(ターゲット:3.8)

治療領域の進化
1.3画期的な新薬を継続的に創出し、開発・販売をグローバルに展開していきます。(協和発酵キリン)
1.4安価で高品質なバイオシミラー及びオーソライズドジェネリックを提供し、バイオ医薬品のさらなる普及と世界的課題である医療費の抑制に貢献します。

健康経営の実現
1.5お客様へ健康をお届けする企業として、従業員が積極的に健康づくりを行う環境・機会をつくっていきます。メンタルヘルスや生活習慣病予防に取り組むとともに、酒類メーカーとして従業員の適正飲酒が社会の手本となるよう取り組みます。

2030年までにイノベーションを促進することや100万人当たりの研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させるなど、開発途上国をはじめとするすべての国々の産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる。(ターゲット:9.5)

健康・未病領域におけるセルフケア支援
1.2生涯にわたるクオリティ・オブ・ライフの向上に寄与する、革新性のある商品・サービスや、新規事業の創造にチャレンジします。

環境

すべての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靭性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。(ターゲット:13.1)

環境活動の事業戦略への反映
3.1再生可能エネルギーの導入をはじめとした更なる温室効果ガス(GHG)排出量削減の取り組みを進めます。
3.2生産活動における水使用量を削減するとともに、水源地の保全活動を継続的に行います。

2030年までに、全セクターにおいて水利用の効率を大幅に改善し、淡水の持続可能な採取及び供給を確保し水不足に対処するとともに、水不足に悩む人々の数を大幅に減少させる。(ターゲット:6.4)

SDGs(持続可能な開発目標):2015年9月に国連サミットで採択された、世界の持続可能な発展を実現するために、2016年から2030年までの15年間で国際社会が達成すべき17の目標。

CSV重点課題とSDGs

協和発酵キリングループは、CSV経営の実践において、 社会の持続性へのインパクトとグループの事業へのインパクトの観点から、当社グループが優先的に取り組むべき課題を、CSV重点課題としてISO26000などを参照しながら特定し、2016-2020年中期経営計画に組み込んでいます。健康と環境に関する4つのキリングループCSVコミットメントが中核的な課題として反映されています。

CSV重点課題の特定・運用プロセス

Step1 課題の抽出

  • ISO26000、GRIガイドライン、SASBサスティナビリティ会計基準などの組織の社会的責任に関する代表的な国際的ガイドラインを手引きとしてステークホルダーからの期待を認識したうえで、経営理念、事業ビジョンおよび既存の協和発酵キリングループにおける社会との共有価値創造の取り組みから検討すべき課題を抽出。

Step2 社会の持続性と事業へのインパクトの評価

  • 抽出された課題について、「社会の持続性へのインパクト」「事業へのインパクト」の観点から優先順位づけを行い、マテリアリティ・マトリックスを作成。

Step3 重点課題の特定

  • マテリアリティ・マトリックスの中で、中期経営計画で優先的に対応すべき課題をCSV重点課題として特定。

Step4 妥当性の確認・確定

  • 経営層へのヒアリング、子会社や各部門との協議で妥当性を確認し、グループCSR委員会の承認を経て確定。

Step5 運用と評価

  • CSV重点課題を子会社・各部門の単年度の経営計画に反映し運用。取り組みの進捗状況、ステークホルダーの要望などレビューを実施。必要に応じて軌道修正。

CSV重点課題とSDGs

CSV重点課題はISO26000などを参照しながら特定しています。SDGsとの関連ではキリングループCSVコミットメントに由来する中核的な課題となる4つのSDGsと、それら4つのSDGsへの貢献を目指して事業活動を進めるなかで同時に取組むべき9つのSDGs、あわせて13のSDGsに係る課題を特定しています。CSV重点課題の解決を目指す事業展開はSDGsへの貢献に資するものであると考えています。当社グループの事業展開に応じてSDGsへの貢献の仕方は変化していきますが、事業展開を加速・拡大することでSDGsの達成へより大きく貢献していくことを目指しています。

CSV重点課題 SDGs 関連する取り組み

組織統治

  • 価値観に基づく組織風土の醸成
  • コンプライアンスの推進
  • リスクマネジメントの強化
  • 組織統治体制の強化
理念・ビジョン
組織統治

人権

  • 人権の尊重

国内および国家間の格差を是正する

人権への配慮

労働慣行

  • 従業員の安全
  • 従業員の健康増進
  • 従業員および働き方の多様性推進
  • 従業員の能力開発

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
(キリングループCSVコミットメント由来)

健康で安全な職場づくり

ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る

Diversity & Inclusionの推進

すべての人のための持続的、包摂的かつ持続可能な経済成長、生産的な完全雇用およびディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)を推進する

人材育成と組織風土

環境

  • 温暖化の防止
  • 水資源の保護

すべての人に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する
(キリングループCSVコミットメント由来)

水資源保全への取り組み
水質汚濁防止への取り組み

すべての人々に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

CO2排出量削減に向けた取り組み

気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る(キリングループCSVコミットメント由来)

陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る

生物多様性保全への取り組み

公正な事業慣行

  • 贈収賄の防止
  • 医療機関等との透明性確保
  • 適正な医薬品情報の提供
  • 臨床研究の信頼性確保

持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する

公正かつ誠実な事業活動

消費者課題

  • 最先端の技術を核とした新たな製品・サービスの創出
  • 高品質で安全な製品・サービスの提供
  • 製品・サービスの安定供給

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
(キリングループCSVコミットメント由来)

健康と豊かさの実現のために

強靭なインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、技術革新の拡大を図る(キリングループCSVコミットメント由来)

安全・安心をお届けするために

持続可能な消費と生産のパターンを確保する

コミュニティ

  • コミュニティへの貢献
  • ライフサイエンス発展への貢献

すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

社会/コミュニティとともに

持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

各SDGsは最も関連の深いCSV重点課題に関連付けていますが、実際は他のCSV重点課題も関連した横断的な取り組みの中で達成していくものと認識しています。
特定されなかったSDGsについても、当社グループの事業展開の中で間接的に関与していくことで、すべての目標の達成に向けて貢献していきます。


社会との共有価値

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