HP-3000(経皮吸収型パーキンソン病治療剤)の国内販売に関する契約締結のお知らせ

久光製薬株式会社(本社:佐賀県鳥栖市、代表取締役会長 最高経営責任者(CEO):中冨博隆、以下「久光製薬」)と協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:宮本昌志、以下「協和発酵キリン」)は、久光製薬が開発を進めている経皮吸収型パーキンソン病治療剤(開発コード:HP-3000、一般名:ロピニロール塩酸塩、以下「本剤」)について、国内での販売に関する契約を本日(2019年2月5日)付で締結しましたので、お知らせ致します。

本契約により、本剤は久光製薬が製造販売承認を取得後、協和発酵キリンが販売を実施することになります。また、本契約に伴い、久光製薬は一時金の他、承認取得時マイルストン、売上高に応じたマイルストンを協和発酵キリンより受け取ります。

本剤は、久光製薬のTDDS(Transdermal Drug Delivery System:経皮薬物送達システム)技術を用いて開発した全身性の経皮吸収型製剤であり、安定した血中薬物濃度を維持し効果を持続させることで、パーキンソン病治療剤の新たな選択肢となることを期待しています。

久光製薬はL-dopa(レボドパ)を併用するパーキンソン病患者を対象とした本剤の第3相臨床試験において、主要評価項目を達成した良好な結果を2018年2月に発表しました。

本剤は、久光製薬が2018年9月に製造販売承認申請を行い、2020年2月までの承認取得を見込んでおります。

以上

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