アレルギー性疾患治療剤「アレロック®錠2.5」「同錠5」の小児(7歳以上)効能・効果、用法・用量追加承認取得に関するお知らせ

協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松田 譲、以下「協和発酵キリン」)は、2010年7月23日に「アレロック®錠2.5」「同錠5」(以下、「アレロック®」)の小児(7歳以上)への効能・効果、用法・用量追加承認を取得しましたのでお知らせいたします。

アレロック®(一般名:オロパタジン塩酸塩)は、選択的ヒスタミンH1受容体拮抗作用を主作用とする第2世代抗ヒスタミン薬として2001年3月に発売して以来、成人のアレルギー性鼻炎や、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚痒症、尋常性乾癬、多形滲出性紅斑)に伴う瘙痒に対する優れた臨床効果ならびに安全性が高く評価され、多くの医療機関で使用されてきました。
 今回、下記の承認取得により、アレロック®は増加傾向にある花粉症や通年性アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎に代表される瘙痒を伴う皮膚疾患に罹患した小児患者様にもお使いいただけることになりました。アレルギー疾患に苦しむ患者様に対して、アレロック®はこれまで以上に貢献できると考えています。

小児(7歳以上)の効能・効果、用法・用量

効能・効果:アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚瘙痒症)に伴う瘙痒
用法・用量:通常、7歳以上の小児には1回オロパタジン塩酸塩として5 mgを朝及び就寝前の1日2回経口投与する

 協和発酵キリンは、「がん」「腎」「免疫疾患」を研究・開発の重点領域とし、特徴ある抗体技術を生かした抗体医薬品の開発に取り組んでいます。低分子医薬品においても画期的な新薬を継続的に創出することで、世界の人々の健康と豊かさに貢献したいと考えています。

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