ニュースリリース

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2009年4月2日PDF file:New window opensPDF版(260KB)

子どもの夜尿症に関するアンケート集計結果

夜尿症児をおもちのご家族の77.8%はお子さまの夜尿がストレスに!
8歳以上の夜尿症児をおもちのご家族の57.6%は、「宿泊行事への参加」がストレスの原因!

協和発酵キリン(東京都千代田区 社長:松田 譲)は、2008年3月~2008年12月にかけてインターネットを使用し、夜尿症児をおもちの248名のご家族から得た「夜尿症に関するアンケート」結果を集計しました。今回の調査から、夜尿症児をおもちのご家族の多くがストレスを感じていること、早期の治癒を望んでいることがわかりました。また、ストレスの原因は「夜尿が治らない」のほか、「宿泊行事への参加」、「夜尿の後片づけ」が多くみられました。さらに、修学旅行などの宿泊行事が行われる小学校高学年を目前に控えた8歳以上の夜尿症児のご家族では「宿泊行事への参加」や「他の人に相談できない」という割合が高くなっていました。

また、アンケート結果に加え、新コンテンツとして、同じ境遇のお子さまをもつご家族のご意見を「夜尿症ナビに寄せられたメッセージ」として掲載しました。

アンケートに回答された患児の背景

お子さまの年齢は、6歳が21.4%と最も多く、次いで、7歳 18.1%、8歳 15.7%、9歳 12.5%の順でした。また、夜尿の頻度は「毎晩」が58.8%、「週4日~6日」が24.9%と夜尿頻度が高いお子さまが多いという結果でした。
(グラフ1、2参照)

夜尿はご家族にとってもストレスに

お子さまの夜尿をストレスと感じるか、に対しては「よく感じる」が30.6%、「時々感じる」が47.2%と、合計で77.8%にみられました。多数のご家族がお子さまの夜尿にストレスを感じている実態が明らかになりました。
(グラフ3参照)

ストレスの原因はお子さまの年齢により違いがみられる

ストレスと感じていることは「夜尿が治らない」が70%以上と最も多くなっていました。8歳以上の夜尿症のお子さんをおもちのご家族では「宿泊行事への参加」が57.6%、「他の人に相談できない」が32.2%と、7歳以下の夜尿症のお子さんをおもちのご家族より高い割合でした。
(グラフ4参照)

夜尿症が治ってほしい時期は「今すぐにでも」が43.5%

夜尿症が治ってほしい時期は「今すぐにでも」が43.5%と最も多い結果でした。また「1年以内」までには治って欲しいという回答が83.5%となり、大多数のご家族は、早期の治癒を望んでいました。
(グラフ5参照)

夜尿症患者の72.1%は医療機関を未受診

医療機関への受診状況を聞いたところ「受診している」が14.2%、「以前は受診していた」が13.8%、「受診していない」が72.1%と受診経験がないご家族が多くみられました。受診していない理由では、「そのうち治ると思っている」が約70%と高い結果でした。8歳以上の夜尿症のお子さまをおもちのご家族では、「恥ずかしくて相談できない」という回答が高くなっていました。
(グラフ6、7参照)

日本夜尿症学会理事長で新都心こどもクリニック(さいたま市)院長の赤司俊二先生は、この結果を受けて次のように述べています。

「夜尿症は古くからある病気ですが、"様子を見る"以外に適切な対処法がなかったために医療関係者の中でも関心が薄く、このアンケート結果にみられるように、本人や家族だけで悩んでいる場合が大部分でした。また、宿泊行事への参加に対する保護者の悩みは、今に始まったことではなく、家族間のトラブルやいじめなど友人関係の歪みが起きることは決して稀な出来事ではありませんでした。幸いこの10年で夜尿を軽減するいくつかの治療法が確立されてきており、ご家族の悩みを解消することが可能となっています。

当院を受診した夜尿症患者の治療経過をみると、治療開始から半年以内に治るお子さんはごく一部で、約1年程度根気良く治療を続けられて約半数の患者が治癒し、2年で2/3の子さんが治癒しています。一方で数年にわたる治療でも治りきらない場合もあります。小学校高学年の宿泊行事への対策には、その1~2年前を目安に医療機関を受診し、適切な治療を受けることが望まれます。」

  1. 協和発酵キリンでは、「夜尿症(おねしょ)ナビ」http://www.kyowa-kirin.co.jp/onesho/を開設し、夜尿症の原因やメカニズム、治療方法などの疾患情報や、有名人のメッセージ、夜尿症が相談できる医療機関など、お子さまの夜尿症に関する総合的な情報の提供に心掛けています。
    また今回「夜尿症をもつご家族の声」(http://www.kyowa-kirin.co.jp/onesho/infomation/comment.html)を患者さんの年齢別に記載させていただきました。

「夜尿症に関する意識調査」調査概要

調査期間:2008年3月~12月
対象:夜尿症(おねしょ)をしているお子さまをもつご家族
有効回答数:248名
調査方法:夜尿症(おねしょ)ナビにおいてインターネット調査

(グラフ1) Q:お子さまの年齢は?(248名)(%)
5歳以下 12.9%、6歳 21.4%、7歳 18.1%、8歳 15.7%、9歳 12.5%、10歳 11.3%、11歳 2.4%、12歳以上 5.6% (n=248)

(グラフ2) Q:お子さまの夜尿頻度は?(245名)(%)
毎晩 58.8%、週4~6日 24.9%、週1~3日 13.5%、月に数回 2.9% (n=245)

(グラフ3) Q:お子さまの夜尿をストレスと感じますか?(248名)
よく感じる 30.6%、時々感じる 47.2%、あまり感じない18.1%、全く感じない 4.0% (n=248)

(グラフ4) Q:ストレスと感じていることは何ですか?(複数回答可)(248名)(%)
夜尿が治らない(7歳以下 70.8%、8歳以上 71.2%)、宿泊行事(7歳以下 26.2%、8歳以上 57.6%)、夜尿の後片づけ(洗濯)(7歳以下 36.2%、8歳以上 46.6%)、子どもを怒る(7歳以下 39.2%、8歳以上 34.7%)、オムツ関連(7歳以下 33.1%、8歳以上 26.3%)、成長への悪影響(7歳以下 23.8%、8歳以上 28.0%)、子どもに治療意欲がない(7歳以下 17.7%、8歳以上 29.7%)、他の人に相談できない(7歳以下 13.8%、8歳以上 32.2%)、親などからの中傷(7歳以下 11.5%、8歳以上 18.6%)、その他(7歳以下 5.4%、8歳以上 3.4%) 7歳以下(n=130)、8歳以上(n=118)

(グラフ5) Q:夜尿症はいつまでに治ってほしいですか?(248名)(%)
今すぐにでも 43.5%、3ヶ月以内 10.1%、6ヶ月以内 10.5%、1年以内 19.4%、3年以内 4.4%、時期は考えていない 12.1% (n=248)

(グラフ6) Q:夜尿症で医療機関を受診していますか?(247名)(%)
受診している 14.2%、以前は受診していた 13.8%、受診していない 72.1% (n=247)

(グラフ7) Q:医療機関を受診していない理由は(複数回答)?(178名)(%)
夜尿症で医療機関を受診していないご家族 そのうち治ると思っている(7歳以下 73.6%、8歳以上 62.5%)、近くに相談できる医師がいない(7歳以下 22.6%、8歳以上 23.6%)、恥ずかしくて相談できない(7歳以下 2.8%、8歳以上 18.1%)、病院にかかるような病気でない(7歳以下 1.9%、8歳以上 8.3%)、その他(7歳以下 19.8%、8歳以上 12.5%) 7歳以下(n=106)、8歳以上(n=72)

本件についてのお問い合わせ先
協和発酵キリン コーポレートコミュニケーション部
電話:03-3282-1903 FAX:03-3282-0990



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