協和発酵キリン株式会社発足のお知らせ
協和発酵工業株式会社(以下、協和発酵)とキリンファーマ株式会社(以下、キリンファーマ)は本日経営統合し、「協和発酵キリン株式会社」(東京都千代田区 社長:松田 譲、以下協和発酵キリン)が発足しましたのでお知らせいたします。
協和発酵キリンは、バイオテクノロジーを強みとする製薬会社です。協和発酵とキリンファーマ、それぞれが培ってきた抗体医薬の先進技術や重点領域における研究・開発力を融合させることで創薬力のさらなるスピードアップを図り、世界中の人々の健康に貢献することを目指します。
記
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協和発酵キリン株式会社の概要
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商号 協和発酵キリン株式会社
(英文 Kyowa Hakko Kirin Co., Ltd.)主な事業 医療用医薬品の製造・販売およびグループ子会社の管理・支援 本店所在地 東京都千代田区大手町一丁目6番1号 代表者 代表取締役社長 松田 譲 役員数 取締役 7名(うち1名が社外取締役)
監査役 5名(うち4名が社外監査役)資本金 26,745百万円 従業員数 7,917名(連結ベース、2008年6月30日現在) - 協和発酵キリンの事業ビジョン
がん、腎、免疫疾患を中心とした領域で、抗体技術を核にした最先端のバイオテクノロジーを駆使して、画期的な新薬を継続的に創出し、開発・販売をグローバルに展開することにより、世界の人々の健康と豊かさに貢献する、日本発のグローバル・スぺシャリティファーマとなる。
- 協和発酵キリンの基本戦略
- 研究開発
- 革新的な開発候補品の創出を目指します。 (目標:毎年抗体2品目、低分子2品目の開発入り)
- 両社の強みを最大限に生かす研究組織体制を構築します。
- 最適な国際開発体制を確立します。
- オンリーワン技術の創出を追究します。
- 生産
- トップクラスのバイオ医薬品製造技術を確立します。
- 抗体製造設備の集約による効率的な生産体制を構築します。
- 国内営業
- 腎領域への重点資源配分によるESA市場トップシェア獲得を目指します。
(ESA:Erythropoiesis Stimulating Agents 赤血球造血刺激因子製剤) - がん領域での更なるプレゼンスの向上を図ります。
- アレルギー領域でのシェアを拡大します。
- 特約店との関係強化によるプレゼンス向上を目指します。
- 腎領域への重点資源配分によるESA市場トップシェア獲得を目指します。
- 海外事業
- 抗体事業の価値最大化を目指します。
- アジアでの長期収益基盤を確立します。
- 欧米での自社販売体制を検討します。
- 研究開発
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中期経営計画における2010年度の数値目標
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売上高 5,130億円 営業利益(のれん償却前) 730億円 営業利益(のれん償却後) 633億円 ROIC(のれん償却前) 16%以上 ROIC(のれん償却後) 10%以上 配当性向 連結配当性向30%以上(のれん償却前利益べース)
以上