• 協和発酵キリン
文字サイズ
晴れやかソライアシスライフ
  • プリントして楽しもう!「親子のお楽しみコーナー」
  • 用語集
  • 受診する前に!かゆみセルフチェック
  • お役立ち情報
  • 花粉症ナビ

かゆみの治療と対策 かゆみの治療は主に「薬物療法」「スキンケア」「セルフケア」。普段からしっかり自己対策を行うことも大切です。

スキンケアとは、皮膚を健康に保つようにつとめることです。
皮膚を清潔にし、乾燥を防いでうるおいを保ち、外的な刺激を避けることが大切です。
皮膚を清潔に
皮膚の表面についた汚れは、きちんと洗い流すことが大切です。
皮膚の汚れは、皮脂膜にも入り込んでいますので、石鹸などを用いることをおすすめします。ただし、石鹸などを用いる場合には、低刺激のものを少ない量でしっかり泡立てて使うこと、体に石鹸の成分が残らないように十分にすすぐようにしましょう。最近は液体石鹸が普及していますが、固形石鹸よりも肌に残りやすいので注意しましょう。
また、皮膚に刺激を与えるようなナイロンや麻のタオルなどでごしごし洗ったり、こすったりするのは、かえって皮膚にダメージを与えてしまうので気をつけましょう。
皮膚を清潔に保つことは大切ですが、洗いすぎは皮脂を除去し皮膚の乾燥をまねきます。汚れがひどい日だけ石鹸を使うのも方法です。
洗うときのポイント
やさしく洗う
こすりすぎない
石鹸を使いすぎない
石鹸を残さない
石鹸を使わない日を設ける
注意:熱いお風呂に長く浸かると、皮膚の乾燥やかゆみの悪化につながるので注意してください。
乾燥を防いで、うるおいを保つ
皮膚を清潔に保つためには、石鹸などできちんと洗い流すことが大切ですが、その一方で、皮膚にうるおいを与えている皮脂成分なども洗い流されてしまいます。
皮脂成分を失うと乾燥した肌になりやすく、そのため、入浴後などにはうるおいを保つスキンケアが必要となります。皮膚の乾燥を防ぐのが目的なので、入浴後のカサカサ肌には刺激の少ない保湿剤でうるおいを与えてあげましょう。
保湿剤は、1日に1回から2回、特に入浴後には皮膚が乾燥してしまう前に塗りましょう。カサカサした部分に薄い皮膜でうるおいを与えるように、手のひらで全体に伸ばすように塗るのがコツです。すり込むようにこすって塗るのは、皮膚に刺激を与えるので、おすすめできません。
KK-16-03-13245