食事

植物の力をフル活用ファイトケミカルで抗酸化レシピタラときのこのホイル焼きニンニク風味

エネルギー(1人分)
70kcal
コレステロール
29mg
食物繊維
1.7g
塩分
0.7g
脂質
2.4g
材料・調味料
分量(2人分)
タラの切り身
1切れ(100g)
舞茸
1/2株(50g)
ブロッコリー
2房(30g)
にんにく
1片(5g)
レモンの皮
少々
オリーブオイル
小1(4g)
小1/2(1g)
こしょう
少々
タイム
1枝

※食材によってアレルギーの原因となることがありますのでご注意ください。

作り方

  • アルミホイルの上に、タラの切り身を乗せる。にんにくはすり下ろし、舞茸とブロッコリーは小房に分けて乗せる。塩、こしょう、オリーブオイルを振りかけ、タイムを乗せ、アルミホイルを閉じる。
  • トースターで15〜20分、タラの切り身に火が通り、ブロッコリーが柔らかくなったら取り出す。
  • アルミホイルを開け、レモンの皮をすり下ろして出来上がり。

※レモンはノンケミカル(防カビ剤未使用)のものを選んで使いましょう。

ファイトケミカルとは?

ファイトケミカルは、野菜や果物などの植物に含まれる「健康に好影響を与える」化学物質の総称です参考1)。ファイトケミカルの代表的なものには、緑黄色野菜などに含まれるβ-カロテンやリコピン、緑茶などに含まれるカテキン、ブドウやブルーベリーなどに含まれるアントシアニンなどがあります参考2)
近年、ファイトケミカルが注目されている理由は、その“抗酸化作用”にあります。
この抗酸化作用により、生活習慣病や動脈硬化、がんなどを引き起こす「活性酸素」の働きを抑えることができるため、ファイトケミカルには、これら疾患の予防・改善効果があると考えられています参考1,2)。また、乾癬の病態にも「活性酸素」が関与するとされており、2015年の研究では、ファイトケミカルの一種で、ウコンなどに含まれるクルクミンが、尋常性乾癬に対して好影響を与えることが報告されています参考3)

参考1)矢賀部 隆史:日薬理誌, 141:256, 2013
参考2)厚生労働省:生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット[抗酸化物質][カロテノイド]
参考3)Antiga E:Biomed Res Int, 2015:283634, 2015

レシピ開発・撮影 ISHIMORI studio