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お役立ち情報 かゆみを伴う皮膚疾患の予防・対策資料や用語集、リンク集など、役立つ情報をご用意しています。

「かゆみ」に関する疑問・質問で多く寄せられたものの中から、いくつかのご質問について専門のお医者さんである坪井先生にお答えいただきました。
いろんな病院に行っても治らないのですが・・・。
A
ストレスも皮膚炎を悪化させる原因のひとつ
かぶれなど外因的要因によって生じるものは原因を取り除き、治療すれば完治する可能性が高いですが、体質的なもの、内因的要因によって生じるものは治りにくいのです。
ストレスも皮膚炎を悪化させる原因のひとつです。病気と向き合い、自分の悩みを皮膚科専門のお医者さんにしっかり相談してください。
焦らないでください!
「日本皮膚科学会ホームページ」
https://www.dermatol.or.jp/
内服薬(抗ヒスタミン薬)の長期服用は大丈夫?
A
少なくとも3ヶ月間服用を継続
抗ヒスタミン薬は、長く臨床の場で使用されてきた薬です。
お医者さんの指示に従って服用を継続してください。
アトピー性皮膚炎のかゆみ治療では、少なくとも3ヶ月間服用を継続することで、かゆみをよく抑え、かゆみの再発も低いことが報告されています。
重たいものを持ったりして皮膚を圧迫すると、ミミズ腫れやかゆみが出るのですが・・・
A
皮膚科専門のお医者さんにご相談
皮膚への圧迫刺激がじんましんの原因となることがあります。
圧迫後2時間以内に痕(あと)を残さず消えてしまうもの(機械性じんましん)や、圧迫後2時間以上時間が経過してから、圧迫部位にかゆみと膨疹が出現し持続時間の長いもの(遅発性圧じんましん)があります。
じんましんではない場合もあるので、皮膚科専門のお医者さんにご相談することをおすすめします。
熱いお湯で温めたり、冷たい水で冷やすことで、かゆみは治まるのですか?
A
温めたり冷やすことで、ある程度かゆみが抑制
熱い・冷たいといった刺激を伝える神経は、かゆみを感じる神経の活動に影響を与えることが知られています。
従って、かゆい部分を温めたり冷やすことで、ある程度かゆみが抑制されることがあります。
温めすぎ、冷やしすぎは逆に皮膚に障害を与える可能性があるので注意してください。