監修:ほあしこどもクリニック 院長 帆足 英一 先生 
新都心こどもクリニック 院長 赤司 俊二 先生

どうすればいいの?宿泊行事

楽しい宿泊行事のための、夜尿症対策!

医療機関に受診する目安は?

夜尿症を長年診療している医師でも、「来週宿泊行事があるので何とかして下さい」といわれるのが、一番困ります。夜尿症は、今日明日治るという病気ではありません。また、100%効くという薬もありません。
このため、夜尿症の診断、効果が期待できる薬の選択、夜尿がみられる時間帯などを把握するのに少なくとも3ヶ月前(なるべく6ヶ月以上前)に受診することをお勧めします。治療時期が短いと、その場しのぎの治療になるため、適切な対応をとることは困難になります。
一方、適正な治療を長く行っていると、夜尿の頻度は減り、夜尿がおきる時間も把握できるようになるので、より確実な対応が可能となります。

下表は夜尿頻度からみて、宿泊行事に参加した際に夜尿をしてしまう可能性を診療経験から示しています。

通常(治療)時の夜尿日数 月に10日以下 月に20日以上
行事参加時の夜尿の可能性 非常に低い 高い
行事中の対応
  • 就寝前に排尿させる
    (眠れなかった時はもう一度排尿させる)
  • 夕食、夕食後の水分摂取を制限する
  • とても心配なら起こしてもらう
  • 左記を実施する
  • 付き添いの方(先生)に夜起こしてもらう。(その際、夜尿がおきる時間帯を伝える)

週の半分以上に夜尿がある場合は、医療機関で適切な対応をとることが推奨されます。
頻度が少なくても、よりよい対応を希望される場合は、医療機関に相談してみてください。
なお、受診に際しては、夜尿症の診療の可否を医療機関に電話で確認したうえで受診してください。

夜尿症相談ができる医療機関リストは、こちらです。