専門医からのメッセージ

よりよい対策の参考に

武居小児科医院

院長 武居 正郎先生

住所・診療科名

〒180-0023 東京都武蔵野市境南町 2-8-17(2F)

TEL 0422-32-4152

http://www.hospita.jp/detail/1214409/

診療科名:小児科

プロフィール

出身地:東京都

専門:小児科(特に夜尿症、糖尿病)

趣味:旅行

当科の夜尿症の治療方針

まず、生活習慣指導とともに、お子さまの夜尿症のタイプを分類し、それぞれのタイプに応じた治療を選択します。

  1. 夜間の尿濃度が薄いタイプ:抗利尿ホルモン薬
  2. 膀胱容量が小さいタイプ:抗コリン薬、または少し年齢が大きくなるのを待つ、またはアラームの使用
  3. 夜間尿の濃度が普通で、膀胱容量も普通のタイプ:三環系抗うつ薬、またはアラーム療法を、冷え症にはビタミンEなどを補助的に使用。

お母さん、お父さんへ

  1. 怒らない:怒っても夜尿症は治りません。寝た後のことで怒られても、お子さまの責任ではありません。ゆったりとした気持ちで眠ることが夜尿症が治る早道です。
  2. 起こさない:安心し、ぐっすり眠ることで抗利尿ホルモンが十分に分泌されます。ただし、膀胱容量の小さいお子さまでは起こさざるを得ないことも有ります。
  3. あせらない:ご両親がゆったりした気持ちでお子さまに接することが大切です。褒めてあげることも重要です。
  4. 食事は薄味に:家族全体で薄味の食事をこころがけましょう。これによって水分摂取が少なくなります。

夜尿症の80‐90%は何らかの治療で改善します。親子関係などの心理的問題は少ないです。「そのうち良くなるでしょう」という場合は、膀胱容量の小さいお子さまでは、ある程度待つことも良いのですが、その他のタイプのお子さまは夜尿のタイプを分類し、積極的に治療することによって改善がみられます。小学校に入ってからも夜尿が有る場合は夜尿症を扱っている医師と相談しましょう。

先生からお子さまへのメッセージ

親に依存するのではなく、自分で治そうという気持ちを持つことが大事ですよ。薬を使ったらすぐに良く治るというものではありません。
どんなことに困っているのか、主治医に直接相談して、ゆっくり治していきましょう。