夜尿症ってなあに?

ご家族のための夜尿症講座!!

夜尿症は治療した方がよいの?

夜尿症の多くは自然軽快していくことが多く、また夜尿が身体に悪影響を及ぼすものでないことから、とかく放置されることが多い病気です。
しかし、夜尿が学齢期まで持続している場合には、夜尿をしていることでお子さまが自信を喪失し、心理面、社会面、生活面に様々な影響を与えることがあります。このような影響は、ストレスとなって夜尿の消失時期を遅らせる要因ともなるため、なるべく早く治療してあげた方がよいといえます。

医療機関では、夜尿症に有効な薬剤などによる治療も受けることができるので、年齢や夜尿頻度を参考にしながら、積極的に医療機関で治療することをお勧めします。(夜尿症診断はこちら)

右図は、夜尿症の自然治癒率と医療機関での治療による治癒率を経時的に示したものです。夜尿症は、治療を受けることによって、治療を受けないで自然経過をみるよりも早く治癒すると報告されています。

  • 出典:日本夜尿症学会(編), 夜尿症診療ガイドライン2016, 診断と治療社, 2016
夜尿症の治療率 [治療例] 6か月後 19.0%、1年後 47.0%、2年後 72.0%、3年後 81.0% [自然経過例] 6か月後 7.0%、1年後 13.0%、2年後 25.0%、3年後 33.0% 出典:服部益治,診療と新薬,52(1),3-7,2015