ニュースリリース

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2018年5月7日PDF file:New window opensPDF版(122KB)

成人・小児X 染色体遺伝性低リン血症治療薬Crysvita®(ブロスマブ)の米国販売開始のお知らせ

本ニュースリリースは、当社と当社子会社のKyowa Kirin International PLC、ならびに米国ウルトラジェニクス・ファーマシューティカルが発表した英文プレスリリースの内容を、当社が日本語に翻訳、再構成し、発表しています。本ニュースリリースの正式言語は英語であり、その内容・解釈については英語が優先しますことをご留意下さい。
New window opens協和発酵キリン 英語リリース

 協和発酵キリン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:宮本 昌志、以下「協和発酵キリン」)および当社の欧州子会社であるKyowa Kirin International PLC(本社:英国ガラシールズ、代表取締役社長:トム・ストラットフォード、以下「協和キリンインターナショナル」)とウルトラジェニクス・ファーマシューティカル(本社:米国、社長:エミル・D・カキス、以下「ウルトラジェニクス」)は、2018年4月25日付で米国においてCrysvita※1(欧米製品名、一般名:ブロスマブ)の販売が開始され、X 染色体遺伝性低リン血症(XLH)※2患者さんへの処方が可能になったことをお知らせします。

 Crysvitaは、1歳以上の小児および成人におけるXLHを適応症とした治療薬として、2018年4月17日(米国時間)付で、アメリカ食品医薬品局(FDA)により承認されました。米国においてXLHの治療薬として承認された初めての医薬品となります。なお、米国でのXLH患者数は約12,000人と推定されています。

 協和発酵キリングループは、ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献します。

注1 Crysvita(ブロスマブ)とは
ブロスマブは協和発酵キリンにより創製された線維芽細胞増殖因子23(FGF23)に対する完全ヒトモノクローナル抗体です。FGF23は、腎臓におけるリン排泄と活性型ビタミンD産生を制御することで、血清リンおよび活性型ビタミンD濃度を低下させる液性因子です。ブロスマブはFGF23の過剰産生に由来した疾患であるXLHおよび腫瘍性骨軟化症(TIO)を対象として開発が進められています。XLHおよびTIO患者さんにおけるリン排泄亢進はFGF23の過剰な作用により引き起こされています。ブロスマブは、XLHおよびTIOの患者さんにおけるFGF23の過剰な作用を阻害することで、腎臓におけるリンの再吸収を増加させ、腸管におけるリンとカルシウムの吸収を促進するビタミンDの産生を増加させます。

注2 X染色体遺伝性低リン血症(XLH)
XLHは、遺伝的な原因により血中のFGF23が過剰となることで、体内のリンが尿中に過剰に排泄され低リン血症となり、その結果として骨の成長・維持に障害をきたす希少な疾患です。XLHは幼児から発症し、成人までその影響がみられます。小児のXLH患者さんでは、骨疾患を引き起こし、下肢の変形や低身長が多くみられます。成人のXLH患者さんでは骨折のリスクが高くなります。



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