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2013年3月25日

新規パーキンソン病治療剤「ノウリアスト®錠20mg」国内医薬品製造販売承認取得に関するお知らせ

 協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:花井陳雄、以下「協和発酵キリン」)は、2013年3月25日に新規パーキンソン病※1治療剤「ノウリアスト®錠20mg」(一般名:イストラデフィリン、以下「ノウリアスト®」)の国内医薬品製造販売承認を取得しましたので、お知らせいたします。
 ノウリアスト®は、従来のドパミン受容体やドパミン代謝系を作用点とするパーキンソン病治療剤とは異なる、アデノシンA2A受容体※2に対する選択的な拮抗薬です。国内で実施されたレボドパ製剤※3治療下のパーキンソン病を対象とした臨床試験において、ノウリアスト®の投与によるウェアリングオフ現象の改善及び良好な忍容性が確認されたことから、2012年3月30日に製造販売承認申請を行い、このたびファーストインクラスのアデノシンA2A受容体選択的拮抗薬として世界で初めて承認を取得しました。
 協和発酵キリンは、「中枢神経分野」を弊社のカテゴリー戦略の4カテゴリー※4の一つとして位置付けており、パーキンソン病をはじめとする中枢神経疾患でお困りの患者さんに貢献していきたいと考えております。

※1:パーキンソン病
パーキンソン病は、振戦、固縮、動作緩慢や姿勢反射障害などの動作症状を特徴とする進行性の神経変性疾患です。脳内の黒質、線条体という部位のドパミン含量の低下に伴う進行性変性が原因で発症すると考えられています。日本での患者数は、約15~20万人と推定されています。

※2:アデノシンA2A受容体
生体内物質であるアデノシンに対する受容体の一つでG蛋白共役型受容体(GPCR)の一つです。脳内ではパーキンソン病において変性や異常が認められる大脳基底核に分布し、運動機能の調節に関与していると考えられています。

※3:レボドパ製剤
パーキンソン病の発症原因は脳内のドパミン不足であるため、脳内にドパミンを補充することで症状が改善されます。その際、ドパミンそのものは脳内に入らないので、脳内に入ることのできるレボドパ(L-dopa、L-ドパ)製剤を服用します。脳内に入ったレボドパが脳内でドパミンへと変わるため、不足しているドパミンが補充されます。

※4:4カテゴリー
弊社2013‐2015年 中期経営計画で発表しました腎、がん、免疫、中枢の4つのカテゴリーを指します。

「ノウリアスト®」製品概要

製品名 ノウリアスト®錠20mg
一般名 イストラデフィリン
効能・効果 レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるウェアリングオフ現象の改善
用法・用量 レボドパ含有製剤と併用する。通常、成人にはイストラデフィリンとして20mgを1日1回経口投与する。なお、症状により40mgを1日1回経口投与できる。
承認取得日 2013年3月25日


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