復興応援 キリン絆プロジェクト「飯舘村 × 協和発酵キリン」協和発酵キリンは福島県飯舘村の「思いやり・までいラリーピンポン交流会」を応援します

協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:花井陳雄、以下「協和発酵キリン」)は、キリングループで推進する「復興応援 キリン絆プロジェクト」注1の一環として、2012年12月9日に福島市青少年会館体育館にて開催される「思いやり・までいラリーピンポン交流会」を飯舘村社会福祉協議会と共催します。

「までい」とは、左右そろえた手を意味する「真手」という古語に由来する方言で、転じて「手間隙を惜しまず」「丁寧に」「心をこめて」「時間をかけて」「じっくりと」そんな心が“までい”にはこめられています。「思いやり・までいラリーピンポン交流会」は飯舘村が「までい」を広く理解してもらうことを目的に実施してきたもので、相手から点を取ることを競うのではなく、相手といかに長くラリーを続けられるかという村独自のルールで卓球を楽しみます。本交流会は2005年以降、毎年の恒例行事でしたが、2011年は東日本大震災の影響で中止となりました。飯舘村は原子力発電所の事故に遭い計画的避難区域に指定され、いまだに全村民が避難を余儀なくされていますが、2012年は場所を福島市に移して開催します。

協和発酵キリンは、2011年11月以来、「子どもの笑顔づくり支援 協和発酵キリン卓球教室」注2を岩手県、宮城県、福島県の15会場で小中高生を対象に開催しています。さらに、2012年からは仮設住宅の集会所においても卓球教室を開催し、誰もが楽しめる卓球を通じて被災地の皆様の笑顔の輪を広げる活動を展開しています。協和発酵キリンは飯舘村の皆様が故郷を大切に思う気持ちに共鳴するとともに、本交流会の復活によって飯舘村の皆様が元気に前向きに復興に立ち向かっていく決意を強める一助となることを願い、本交流会を応援いたします。

本交流会では、実業団トップクラスの当社卓球部員が参加して交流を深めます。また、参加賞には「がんばろう東北!」Tシャツやラケットなどを用意するとともに、卓球台10台を飯舘村社会福祉協議会に寄贈します。卓球台は本交流会で使用後、飯舘村唯一の飯舘中学校(仮校舎、福島市飯野町)や、今回の会場となる福島県青少年会館体育館に設置し、飯舘村の皆様や体育館を利用される皆様の新しいコミュニティーづくりに役立てていただけると考えております。

協和発酵キリンは、被災地の一日も早い復興を心より祈念するとともに、キリングループの一員として、引き続き被災地の皆様の支援に尽力してまいります。

思いやり・までいラリーピンポン交流会の概要

この表はスクロールしてご覧いただけます

日時 2012年12月9日(日)13時30分~16時(受付13時開始)
場所 福島県青少年会館体育館
〒960-8153福島県福島市黒岩字田部屋53番5号
電話 024-546-8311 FAX 024-546-8311
主催 飯舘村社会福祉協議会
共催 協和発酵キリン
〈当社卓球部からの参加選手〉田勢邦史、坂本竜介、下山隆敬、小野竜也
協力 飯舘村教育委員会、いいたてスポーツクラブ、ヤマト卓球株式会社
参加費 無料
参加資格 飯舘村内外の方でこの交流会の趣旨に賛同する者。
参加賞 「がんばろう東北!」Tシャツ、ラケット等
交流内容 「どれだけパートナーと長くラリーを楽しめるか」をテーマに卓球を通じて交流します。
  • 第1部「ふれあいの部」…参加された方々とのラリーをゲーム形式で楽しみます(組み合わせは、主催者抽選)。
  • 第2部「思いやりの部」…「夫婦」「親子」「仲良し」で編成しペアでどれだけ長くラリーを続けられることが出来るかを楽しむ。
  • 第3部「ラリーピンポンリレーの部」…参加者全員がチームに分かれ、卓球台を挟み1列にならび相手に打ち返した後、次の方にリレーしてどれだけ長くラリーを続けられるかを楽しむ。
  • 注1.復興応援 キリン絆プロジェクト
    キリングループでは、東日本大震災の復興支援活動を「復興応援 キリン絆プロジェクト」とし、グループをあげて継続的に支援活動を行っています。本プロジェクトでは、「絆を育む」をテーマに、「地域食文化・食産業の復興支援」「子どもの笑顔づくり支援」「心と体の元気サポート」の3つの幹で活動を進め、この活動を通じて産業が活性化し、将来に希望を持つ子供たちが増えてコミュニティーに元気が広がり、地域全体が活性化していくことで継続的な復興につながることを目指しています。
    復興応援キリン絆プロジェクト全体の取り組みはこちら別ウィンドウで開きます
  • 注2.協和発酵キリン卓球教室
    「協和発酵キリン卓球教室」は、卓球を通じて、被災した子どもたちの元気と笑顔を取り戻したいとの思いから2011年11月に取り組みを開始し、これまでに岩手県、宮城県、福島県の15会場で小中高生を対象に開催し、延べ3,900名が参加しました。この卓球教室では、実業団トップクラスの協和発酵キリン卓球部員や協和発酵キリンの元社員でありプロ卓球選手であった松下浩二氏と直接触れ合う場を提供し、卓球の技術指導を行うとともに、子どもたちの夢と希望の創造と豊かな心の成長を支援しています。

関連ニュースリリース

2012年5月14日
復興応援 キリン絆プロジェクト
2012年度「協和発酵キリン卓球教室」を岩手県、宮城県、福島県の10会場で開催
子どもの笑顔づくり支援に貢献します

トップへ戻る