ニュースリリース

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2011年7月26日

KW-6500(アポモルヒネ塩酸塩水和物)の
国内医薬品製造販売承認申請に関するお知らせ

 協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松田 譲、以下「協和発酵キリン」)は、2011年7月26日にパーキンソン病の運動合併症による運動機能低下に対する治療薬として開発中のKW-6500(アポモルヒネ注1塩酸塩水和物)の国内医薬品製造販売承認を厚生労働省に申請しましたので、お知らせいたします。なお、KW-6500は2011年3月に希少疾病用医薬品に指定されています。

 国内臨床試験の成績より、KW-6500は通常の薬物療法で十分な効果が得られない運動機能合併症に対して症状を速やかに改善する有用な薬剤であることが確認されたことにより、薬物療法の新たな選択肢としてパーキンソン病における運動機能低下による苦痛を軽減して生活の質の向上に貢献できるものと考え、本申請を行いました。

 協和発酵キリンは、英国の医薬品会社ブリタニアファーマシューティカルズ社とKW-6500に関して、日本並びにアジアの一部での独占的開発・販売権を取得するライセンス契約を2006年2月に締結しております。海外においては、米国、英国、フランス、ドイツを含む20カ国で承認を取得しています。

 協和発酵キリンは、KW-6500がパーキンソン病治療における新たな選択肢として患者さんの症状改善に繋げることが出来るものと考えております。


注1.アポモルヒネ
アポモルヒネは、ドパミンと類似した構造式を持っており、ドパミンD1・D2受容体に強い親和性を有するため、脳内の神経細胞の表面にあるドパミンD1およびD2受容体に結合して、アゴニスト(作動薬)として作用します。パーキンソン病患者の脳内で枯渇した内因性のドパミンの代わりにドパミン神経伝達を促進し、身体の運動神経異常を正常化することで筋肉の硬直・振戦(ふるえ)状態を改善します。



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