ニュースリリース

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2011年3月11日

KRN125(ペグフィルグラスチム)の国内第3相臨床試験開始について

 協和発酵キリン株式会社(本社:東京、代表取締役社長:松田 譲、以下「協和発酵キリン」)は、がん化学療法による発熱性好中球減少症を対象としたKRN125(ペグフィルグラスチム)の国内第3相臨床試験を開始しました。

 KRN125は、既にがん化学療法による好中球減少症に使用されておりますG-CSF製剤注1「グラン(一般名:フィルグラスチム)」をペグ化注2したもので、グランよりも長い血中濃度半減期を有していることから、少ない投与頻度でグランと同等の効果を発揮することが期待できます。

 KRN125は、これまでに悪性リンパ腫、乳癌における、がん化学療法による発熱性好中球減少症注3を対象とした国内第2相臨床試験を終了し、安全性及び有効性が認められています。

 なお、KRN125はアムジェン社(米国カリフォルニア州サザンオークス、CEO:ケビン・シェアラー)が創製し、キリン・アムジェン社注4から導入しました。当社が日本、アジア諸国(中国、韓国、台湾)の開発・販売権を所有しております。

 協和発酵キリンは、がん、腎、免疫疾患を中心とした領域で、抗体技術を核にした最先端のバイオテクノロジーを駆使して、画期的な新薬を継続的に創出し、開発・販売をグローバルに展開することにより、世界の人々の健康と豊かさに貢献したいと考えております。




注1.G-CSF製剤
遺伝子組換え技術によって生産されたたんぱく質。白血球の一種である好中球を選択的に増加させ、その機能を更に高める作用をもっています。これにより、がん化学療法による好中球減少症を速やかに回復させ、効率的ながん化学療法を可能にしています。

注2.ペグ化
フィルグラスチムにポリエチレングリコールを化学的に結合させたものです。

注3.がん化学療法による発熱性好中球減少症
がん化学療法を受けたことにより、体の防衛反応を担う好中球が少なくなり、発熱が持続することによって感染症が強く疑われる状態です。

注4.キリン・アムジェン社
キリンホールディングスとAmgenのジョイントベンチャー

アムジェン社(Amgen Inc.)
設立 1980年
所在地 カリフォルニア州サザンオークス(Thousand Oaks, California)
CEO ケビン・シェアラー(Kevin W. Sharer)
従業員数 約17,000人
アムジェン社の詳細情報については(http://www.amgen.com)をご参照ください。



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