ニュースリリース

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2009年11月9日

持続型赤血球造血刺激因子製剤「ネスプ®静注用プラシリンジ」
「日本パッケージングコンテスト適正包装賞」受賞

 協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松田 譲 以下「協和発酵キリン」)、大日本印刷株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:北島 義俊 以下「DNP」)、テルモ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:高橋 晃 以下「テルモ」)は、持続型赤血球造血刺激因子製剤「ネスプ®静注用プラシリンジ」(以下、「ネスプ®プラシリンジ」)が日本包装技術協会より「日本パッケージングコンテスト適正包装賞」※1を受賞しましたのでお知らせいたします。

 「ネスプ®」は、投与頻度の減少を可能とする腎性貧血治療剤※2 (赤血球造血刺激因子製剤) です。本製品は、医療関係者ならびに人間工学の専門家の意見を反映して、本年5月にガラス 製シリンジからプラスチック製シリンジに変更し機能性を向上させると同時に、デザインを一 新し、規格間の識別性を高めました。

 この改善により「ネスプ®プラシリンジ」は多忙な透析医療現場において、これまで以上に業務改善、リスクマネジメントなどに貢献できるものと期待されています。今回の受賞は、これらの貢献を目指した3社の取り組みが評価されたものと考えています。
 なお、「ネスプ®プラシリンジ」は、協和発酵キリンとテルモとの業務・資本提携契約に基づき共同でシリンジ開発を行い、さらにシリンジラベル・ピローデザイン・箱デザインは協和発酵キリンとDNPでデザイン開発を行いました。

【ネスプ®プラシリンジの特徴】

1.機能性の向上(10・15・20・30・40μg)

エラープルーフ理論※3 の観点から、エラー発生防止策として、可動式ルアーロックアダプタを採用しました。これにより透析用血液回路に近年汎用されつつある、ニードルレスアクセスポートにコネクタを装着せずに、直接結合できるようになりました。

2.識別性の向上

人間工学の設計原則である明瞭性・一貫性・弁別性※4の観点から、シリンジ、ピロー包装、個装箱、各々のデザイン改定を行いました。
・シリンジ、ピロー包装、個装箱すべてに規格毎の統一色をつけました。
・ピロー包装、個装箱には、これまでのネスプのシンボルである「赤丸囲み」で規格表示を大きく表示しました。
・シリンジには先端部に規格毎の統一色ラインを規格数字の横に補いました。このラインが視線を数字に誘導します。
 同じ中心視野内で投与の直前まで数字と色を同時に確認できます。
・ピロー包装には規格毎の統一色の縁取りラインを施しました。
・個装箱には規格毎の統一色の縁取りラインを、箱の置き方にかかわらずどの方向からも確認できます。



※1 日本パッケージングコンテスト適正包装賞
日本パッケージングコンテストは、社団法人日本包装技術協会の主催で毎年開催されている、優れたパッケージとその技術を開発普及することを目的とした我が国の包装分野における最大のコンテスト。 消費者のための包装を意図し、機能を満たし、商品別適正包装の実例で特に優れたもの、改善努力の著しいものなどが評価されます。中でも「適正包装賞」は、合理的でかつ公正適切な包装に優れているものに与えられる賞です。
※2 ネスプの効能効果は「透析施行中の腎性貧血」
※3 エラープルーフ理論
ヒューマンエラーの防止・低減に関する理論で、エラー発生防止策とエラー拡大防止策からなる。エラー発生防止策には(1)排除(2)物理的制約(3)負担軽減、エラー拡大防止策には(4)検出(5)影響緩和がある。(1)が最もエラー低減効果が高いとされている。(日本ヒューマンファクター学会誌4(2):121-130,1990)
※4 明瞭性・一貫性・弁別性
・明瞭性(重要な情報がはっきりわかる)
・一貫性(同一種類のものは同一だと感じさせる)
・弁別性(異なる種類のものは違うとはっきりわかる)




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