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花粉症の基礎知識
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夏から秋の花粉症
夏〜秋は身近な植物が原因の花粉症に要注意です。

身近な植物の花粉「草本(そうほん)花粉」

夏から秋にかけて、目のかゆみやくしゃみ、鼻水など、花粉症の症状が出たら、その原因は「草本花粉」かもしれません。草本花粉とは、イネ科やキク科、ブタクサ属などの、背が低い、いわゆる雑草の花粉です。

スギやヒノキなどの花粉は高い木から風にのって数10kmも飛散しますが、これらの草本植物は丈が低く、花粉は数10mの範囲にしか広がりません。そのため、その植物が生えている場所に近づかなければ、かなり花粉を避けることができます。花粉が飛散していない時期に、それらの植物が生えている場所を確認しておき、花粉の飛散時期がきたらそこには近づかないようにするとよいでしょう。

夏〜秋の花粉症の原因は、イネ科、キク科の植物

イネ科の植物
イネ科の植物では、スギ・ヒノキ花粉症と同じような鼻の症状、目の症状に加え、皮膚のかゆみなど全身症状が出やすいことが特徴です。

・カモガヤ、オオアワガエリ/どちらも花粉の飛散時期は5〜8月で、夏の花粉症の代表格となっている。牧草として栽培され、道端や河川敷にも生息する。


キク科の植物
キク科の植物が原因の場合、症状はスギ・ヒノキ花粉症と同様、鼻や目の症状が起こります。ブタクサはどこにでもあるので、近所に畑や河川敷がある場合はとくに注意しましょう。

・ヨモギ/全国的に広く分布。8〜10月に花粉が飛散する。とても繁殖力が強い。
・ブタクサ/秋の花粉症の代表格。道端や河川敷など、全国的に広く分布している。


【世界の花粉症事情】
スギ、ブタクサ、イネ科植物による花粉症は世界3大花粉症と言われ、アメリカではブタクサによる花粉症が、ヨーロッパではイネ科の植物の花粉症が多くみられます。


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夏から秋の花粉症


[花粉症の基礎知識/監修:日本医科大学 耳鼻咽喉科 教授 大久保公裕先生, 東京女子医科大学 眼科 教授 高村悦子先生]


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