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乾癬では特徴的な皮疹が現れるため比較的容易に診断できますが、乾癬に似たような症状が現れる疾患もあります。ここでは、乾癬と間違いやすい疾患とその症状などについてご紹介します。きちんと改善させていくために、少しでも気になることがある方はお医者さんに相談してみましょう。

湿疹・皮膚炎

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)

皮脂の分泌が多い部位(頭部、顔面、わきの下など)によくみられる皮膚炎で、紅斑(こうはん)と黄色調の油性フケがみられます。乾癬では、皮脂の分泌が多い部分に限らず全身に症状が及びますが、髪の生え際にのみ現れた場合には両者を区別することが難しいことがあります。

頭部の乾癬

頭部の乾癬

  • 坪井良治先生ご提供(※無断転載禁止)

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎

頭部の脂漏性皮膚炎

頭部の脂漏性皮膚炎


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貨幣状湿疹(かへいじょうしっしん)

小さな丘疹がかゆみとともに大きくなり、円形あるいは楕円形の茶褐色の湿疹が広がっていきます。下肢や腕、体幹などに現れます。症状は似ていますが、乾癬では湿潤傾向(じゅくじゅくした状態)はみられません。

貨幣状湿疹

貨幣状湿疹

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類乾癬(るいかんせん)

体幹や四肢に、乾癬に似た鱗屑(りんせつ)を伴う紅斑が現れます。通常、かゆみなどの自覚症状はありません。病変部の組織を用いた鑑別(組織診断)が必要になることが多いとされています。

類乾癬

類乾癬

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Gibertばら色粃糠疹(ジベルばらいろひこうしん)

青年期に発症しやすい炎症性の皮膚疾患で、体幹に直径2〜5cm程度の楕円形の鱗屑を伴う紅斑がみられます。その後、体幹および四肢に直径1〜2cmの類円形の鱗屑を伴う紅斑が現れます。多くの場合、1〜2ヵ月で自然に消失します。

Gibertばら色粃糠疹

Gibertばら色粃糠疹

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紅皮症

全身の皮膚の9割以上が赤くなり、粃糠様(細かい米ぬか状)、落葉状の落屑がみられる状態です。
紅皮症をきたす疾患には様々なものがあり、乾癬もその一つですが、湿疹や皮膚炎(アトピー性皮膚炎など)が原因になることが多いとされています。
湿疹や皮膚炎に続発する紅皮症では、多くの場合、強いかゆみやリンパ節の腫れを伴います。また、発熱、体温調節障害などの全身症状が現れることもあります。皮疹が慢性化すると、皮膚が薄くなったり(皮膚萎縮)、光沢が目立つようになります。

湿疹紅皮症

湿疹紅皮症

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炎症性角化症

毛孔性紅色粃糠疹(もうこうせいこうしょくひこうしん)

毛孔(毛穴)に沿って紅斑や丘疹がみられ、やがてそれぞれがくっついて、正常部位との境界がはっきりした紅色の局面を作ります。手指や膝、肘、体幹などに現れやすいとされています。乾癬との鑑別は難しいですが、膝などの毛穴に一致した硬い丘疹の集まりや、手のひらや足底が赤く硬くなることなどが鑑別のポイントとなります。

毛孔性紅色粃糠疹

毛孔性紅色粃糠疹

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感染症

梅毒

乾癬は感染症ではありませんが、梅毒トレポネーマという細菌による性感染症である梅毒では、乾癬に似た皮疹が手のひらに現れることがあり、梅毒性乾癬と呼ばれています。病歴の聴取や梅毒の血清反応で鑑別します。

梅毒性乾癬

梅毒性乾癬

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爪白癬(つめはくせん)

皮膚糸状菌(ひふしじょうきん)という真菌が爪に寄生することで発症します。足白癬、いわゆる水虫から発症することが多いとされています。爪の白濁や肥厚といった乾癬の爪症状に似た症状がみられます。
爪白癬は、菌が寄生していると思われる部位を爪切りなどで採取して、顕微鏡で観察することで診断します。

爪白癬

爪白癬

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薬疹

膿疱型薬疹

薬の服用が原因となって、膿疱性乾癬に似た症状(発熱やだるさ、赤い皮疹、多数の膿疱(中に膿が溜まった皮疹))がみられます。
薬を服用した数日後に発症することが多く、原因となった薬の服用を中止すると、2週間程度で症状が軽快します。
原因となる薬には、抗菌薬、抗真菌薬、解熱鎮痛薬などがあります。

膿疱型薬疹

膿疱型薬疹

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腫瘍性疾患

皮膚T細胞リンパ腫

皮膚にできる悪性腫瘍の一つで、体幹や四肢に乾癬に似た皮疹が現れることがあります。病変部の組織を用いた診断(組織診断)が必要となります。

皮膚T細胞リンパ腫

皮膚T細胞リンパ腫

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関節炎

関節リウマチ

関節症性乾癬(かんせつしょうせいかんせん)に似た関節症状がみられます。関節リウマチでは、主に指の第2関節や第3関節に左右対称性の関節炎が現れますが、関節症性乾癬では、第1関節に非対称性の関節炎が現れやすいとされています。
また、関節症性乾癬では皮膚症状が先行してみられることが多く、一般にリウマトイド因子も陰性です。

関節リウマチ

関節リウマチ

  • 坪井良治先生ご提供(※無断転載禁止)

リウマトイド因子:関節リウマチなどの自己免疫疾患の方でみられるタンパク質で、関節リウマチの診断には必須の検査とされています。

KK-16-09-15733
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