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おもしろバイオ基礎講座

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2000年9月27日号に掲載


進む微生物のゲノム解析


●協和発酵がコリネバクテリウムのゲノムを完全解読
動物や植物に比べてゲノムのサイズが小さい微生物のゲノム解析が進んでいます。2000年6月までに解読が終了した微生物は31種(米国The Institute for Genomic Research=TIGR調べ)にも上り、解読中の微生物は120種を超えています。
1999年6月には協和発酵が、コリネバクテリウム(Corynebacterium glutamicum)野生株のゲノム解析を単独で行い、約310万塩基配列のほぼすべての塩基配列を決定。その後、最終的な解析作業を進めていましたが、このほど全塩基配列の解析を終え、公開しました。
コリネバクテリウム光学顕微鏡像
コリネバクテリウムは1956年に協和発酵東京研究所で発見された、うまみ調味料の1つ、グルタミン酸を生産する微生物です。また、飼料添加物として使われるリジンなど、各種アミノ酸の生産菌として全世界で利用されています。
コリネバクテリウムのゲノム解析によって、いろいろな発酵生産の解析・効率化などに応用できるなど、さらに一歩進んだ研究が期待されます。

* バイオ関連の先端研究は日々発展し続けております。本サイト内に記載された内容は全て記載日での公開研究情報に基づく内容となっております。