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ここには「はじめて」がいっぱいつまっています。最初のテーマは、みなさんが病気になったときやケガをしたときに使う「薬(くすり)のできるまで」のお話です。



[前回までのお話しはここでチェック!]
1.水戸の黄門さまは薬箱を見せていた!?
2.土の中にもある新しい薬のもとを探せ!
遠い昔の薬は、薬草などの植物を細かく切ったりきざんだり、火を使い鍋でいったり、日に当てて干したりしたものです。そういう薬との長いつきあいの中で人は、新しい薬をつくるいろいろな方法を研究してきました。その中で、みなさんが飲んでいる薬の中には微生物がつくり出す薬もあります。それはいったいどうやってつくられているのでしょうか。
みなさんのランドセルの中には教科書やノートなどが入っていると思いますが、協和発酵の社員のカバンやバッグの中には、ハンカチなどのほかにビニール袋を入れています。何に使うと思いますか? 答えは、土を入れるためのビニール袋です。仕事で外に出かけたときや、家の近くの公園、グラウンドなどで土をひろってビニール袋に入れて持ち帰ります。そのビニール袋は、協和発酵の東京研究所(東京都町田市)に集められています。
その土のスプーン1杯ぶんの中には、約一億個の小さな生物がいます。その小さな生物が微生物です。一億個の微生物の中には、どういう微生物がいるのかはだれにもわかりません。新しい薬をつくる微生物がいるかもしれません。そこで、研究員は、どういう微生物で、どんな個性を持っているのかの分析(ぶんせき)を始めます。毎日、毎日、顕微鏡をのぞきながらの分析が続きます。 <つづく>

☆次回は(2月19日号)に続きます。必ず見てね!

* バイオ関連の先端研究は日々発展し続けております。本サイト内に記載された内容は全て記載日での公開研究情報に基づく内容となっております。