| 学校の図書館で本を読んでいたら、ニューバイオテクノロジーというのをみつけました。理科の先生からバイオテクノロジーの話は聞いたことがあるけど、バイオテクノロジーとは違うのですか。 バイオテクノロジーという言葉を新聞やTVニュースなどで目にすることが多くなりました。みなさんの中にも、聞いたことのあるお友達は多いと思います。バイオテクノロジーは、「バイオロジー(=生物学)」と「テクノロジー(=科学技術)」を合わせてできた言葉です。日本語では「生命工学」や「生物技術」と訳されています。生物の持っている力(=機能)を上手に利用する技術のことです。言葉から想像すると新しい技術のように思いますが、日本では古くからおこなわれています。 みなさんの食べているものを見てみましょう。味噌汁のみそ、しょうゆ、納豆、パン、チーズなどの食品は、酵母などの発酵でつくられています。これもバイオテクノロジーの一つです。お父さんやお母さんたちが大好きなビールやワインも同じように発酵してできるものです。農作物の品種改良(育種)などもそうです。こうした昔から行われてきたバイオテクノロジーをオールドバイオテクノロジーとも言います。 それに対して、1970年代以降の多くの研究者たちの研究によって実用化された「生物技術」のことをニューバイオテクノロジーと呼ぶようになりました。最近の新聞やTVニュースなどで目にするバイオテクノロジーのほとんどは、ニューバイオテクノロジーのことです。その中でもよく目にするもので遺伝子組換え技術や、組織培養、細胞融合などの技術のことです。医薬品の開発や新しい医療技術で実用化が進んでいますが、化学製品や植物、食料の生産などもニューバイオテクノロジーの技術が生かされて開発されています。オールドバイオテクノロジーもニューバイオテクノロジーも、どちらもバイオテクノロジーのことで「生物の機能を解明して、その成果を医療や諸産業に役立てる技術」なのです。 |
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