トップページ>協和発酵キリンの抗体医薬 : 完全ヒト抗体作製技術
[KMマウス]
今までは、ヒトと同様の抗体をつくれませんでした。それは、ヒトの抗体遺伝子があまりにも大きいため、遺伝子の一部しかマウスに導入できなかったからです。

協和発酵キリンは非常に大きな遺伝子をマウスに導入するという画期的な手法であるHAC(Human Artificial Chromosome : ヒト人工染色体)技術を考案し、米国メダレックス社(現 ブリストル・マイヤーズスクイブ社)の技術と融合させることで完全ヒト抗体を産生するマウス(KMマウス)を生み出しました。
これにより、ヒトと同様に多種多様な完全ヒト抗体を作るマウスを作製することができ、継続投与可能な抗体を提供できるなど抗体の医薬品としての可能性を広げることができるようになりました。
[Tcウシ]

協和発酵キリンの完全子会社である米国ヘマテック社では、効率良くトランスジェニック(遺伝子組み換え)ウシを生産する技術を有しており、協和発酵キリンのHAC技術を融合することで、ヒト抗体を産生するウシ(Tcウシ)を生み出しました。
このウシを目的とする抗原で免疫することで、より多様なヒト抗体が取得できる可能性があり、ユニークな抗体医薬品の創出が期待されます。