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抗体はどんな働きをしているの?

抗体抗原に結合して、以下のような働きをします。

中和作用

標的上の抗原に抗体が結合すると、標的が本来有する作用を失うこと。

中和作用です。
がん細胞などの標的細胞には、増殖因子などの刺激で増殖するものがあります。
標的細胞の増殖刺激を受けとめる受容体に抗体が先回りして結合します。
標的細胞は刺激を受けられず、増殖できなくなります。

標的上の抗原に抗体が結合して、白血球やマクロファージといった食細胞が貪食しやすくすること。

細胞溶解(CDC活性)

標的細胞上の抗原に抗体が結合すると、補体と総称される複数の血清タンパク質が次々と反応していき、標的細胞を溶解すること。

CDC活性です。
抗体が標的細胞の抗原に結合すると補体系が活性化します。
すると細胞の表面で一連の反応が起こり、細胞は破壊されます。

ADCC活性

標的細胞上の抗原に結合した抗体に、さらにエフェクター細胞が結合し、そのエフェクター細胞によって標的細胞が傷害されること。

ADCC活性です。
抗体が標的細胞の抗原に結合すると、エフェクター細胞が抗体に結合します。
するとエフェクター細胞が標的細胞を攻撃する物質を放出し、撃退します。

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